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この記事の前提
書いている人:東北地方に住む、3人の子どもの父親
記事の種類:実際に買って使っている記録です(2回使用)
製品の仕様は2026年8月4日時点で公式サイトを確認したものです。価格・仕様は変わることがあるので、購入前に公式ページでご確認ください
去年の10月、家族でキャンプに行ってちょっと失敗しました。
そのときはタープとテントを別々に張っていました。日中は問題なかったのですが、夕方から急に雨が降り、気温も落ちました。タープの下は雨をしのげても横から吹き込む。テントに逃げ込めば今度は狭くて何もできない。子どもたちが震えているのを見ながら、これは修行だなと思いました。
その反省でツールームテントを探し、行き着いたのがサバティカルのアルニカプラスです。買って2回使いましたが、今年いちばん買ってよかったものになりました。
きっかけは、タープとテントが別々だったこと
タープとテントが別々だと、雨が降ったときに家族の居場所がなくなります。タープの下は横殴りの雨に弱く、寝室であるテントは食事も遊びもできる広さがない。結果、ギアも人間も濡れるし、食事もできないし。
ツールームは、寝室と居間が最初からつながっています。雨が降ったらテントのチャックを閉じるだけで、家族が座っていられる空間が残る。去年の10月に足りなかったのは、この「一枚の屋根の下に全員がいられる状態」でした。
立ち上げ方を選べて、これでもかとメッシュが開く
アルニカプラスを選んだ理由は2つあります。
ひとつは、張り方を変えられること。トンネル型の骨組みに、テンションをかけるブリッジフレームが加わった構造になっています。サイドウォールを閉じて囲うこともできれば、跳ね上げて開放的なシェルターのようにも使えます。同じテントで、天気と季節に合わせて形を変えられます。
もうひとつが、メッシュの多さです。両サイドに6面のメッシュパネルがあり、前後のパネルも二重構造になっています。全部開ければ風が抜けます。夏の日中に、幕を張ったまま中に座っていられるかどうかは、ここで決まります。
正直、この「これでもかというほど開く」設計が、いちばんの魅力でした。閉じる機能は多くのテントにありますが、開ける方向にここまで振っているものは多くありません。雨の日は閉じ、暑い日は全開にする。1つの幕で真逆の状況に対応できるのが、年に数回しか使わない我が家には合っていました。
インナーテントは4人用が付属します。公式の説明では「大人2人と子ども2〜3人がゆったり過ごせる広さ」とされています。実際は妻と子どもたち4人が川の字になって寝て、私は子どもたちの足元に寝ています(笑)
数字も置いておきます。
- 総重量:23.5kg(うちポール5.8kg、ペグ1.2kg)
- 収納サイズ:81cm × 42cm × 35cm
- 耐水圧:ルーフ・ウォールが3,000mm、インナーテントが1,800mm
- カラー:サンドストーン
高くて、手に入りにくい
いい話ばかりではありません。このテントは人気で、在庫がありません。
私も探し始めてから、通販でずっと売り切れの表示を見続けました。買えたのは、A&Fの店頭に在庫があるのをたまたま見つけたからです。11万円弱という金額でしたが、次にいつ出会えるか分からないと思って、その場で決めました。(グランドシート等含めて13万程度)
公式価格は109,890円(税込)です。テントとしては安くありません。それでも、去年10月に子どもが震えていた時間を思い出すと、我が家にとっては払う価値のある金額でした。
買い方について、ひとつ注意点があります。アルニカプラスは、2025年10月8日に一部の製品の回収・交換が発表されています。サイドウォールのコーナーロープを結ぶロープループが欠損している個体があった、という内容です。
対象は2025年8月8日〜18日に特定の販路で購入されたものに限られ、その期間に買った全製品が対象というわけでもありません。見分け方はサイドウォールのコーナー部分を目視するだけです。新品を今から買う場合は該当しませんが、中古で買うときは念のため確認したほうが安全です。詳細はA&Fの公式発表をご確認ください。
買わなくていい人
- 年に1〜2回、夏だけキャンプをする家族。 23.5kgの幕を出して張って畳む労力は、使用回数で割ると重くなります。天気のいい日を選んで行けるなら、タープとテントの組み合わせで足ります
- 荷物を減らしたい人、車が小さい人。 収納は81cmの長さがあります。5人分の荷物と一緒に積むことを、先に想像してみてください
- 設営を短く済ませたい人。 ツールームは構造が大きいぶん、立ち上げに少し時間がかかります。到着が夕方になりがちな旅程なら、設営の速さを優先したほうが幸せです
まとめ
- 買った理由は「雨と冷え込みのときに、家族全員が座っていられる場所がなかった」から
- 選んだ理由は張り方を変えられることと、両サイド6面のメッシュで開ける方向に振ってあること
- 公式価格は109,890円(税込)。総重量23.5kg、インナーは4人用
- 2025年8月に特定の販路で買われた一部の個体に回収・交換の対象がある。中古で買うなら要確認
テントを「寝る道具」として見ているうちは、この値段は説明がつきません。天気が崩れた日に、家族がどこに座っているかを想像したときに、はじめて金額の意味が変わりました。我が家の場合は、去年の10月がその想像を具体的にしてくれました。
この記事で確認した情報(2026年8月4日)
- サバティカル公式サイト「アルニカ プラス」製品ページ:価格109,890円(税込)、総重量23.5kg(ポール5.8kg・ペグ1.2kg)、収納サイズL81×W42×H35cm、耐水圧はルーフ・ウォール3,000mm/インナーテント1,800mm、4人用インナーテント付属、カラーはサンドストーン、両サイド6面のメッシュパネルと前後パネルの二重構造、ルーフシート・サイドウォール付属、ブリッジフレーム構造
- A&F公式発表(2025年10月8日):アルニカプラスの一部製品の交換対応。サイドウォールのコーナーロープループの欠損。対象は2025年8月8日〜18日に特定販路で購入されたもの(同期間の全製品が対象ではない)
※価格・仕様・在庫状況は変更されます。購入前に必ず公式ページでご確認ください。

